AI将棋 Version 14 for Windows

久々のコンピュータ将棋ソフトレビューです。
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AI将棋の最新版、AI将棋 Version 14 for Windows

コンピューター将棋ファンにはすっかりお馴染みの
AI将棋ブランド」ですが、
ご存じない方のために少し書いておきましょう。

コンピュータ将棋協会(CSA)という団体がありまして
ここが主催して毎年行われる「世界コンピュータ将棋選手権
という大会があります。
1990年から始まって
今年で17回目ですが、名称どおり、
世界中の将棋プログラムが参加して
世界一の強さを競う大会で、
外国人プログラマーが作った将棋プログラムも
多数参加している。

「世界コンピュータ将棋選手権」で3回優勝4回準優勝
という成績を残しているプログラム「YSS」。
それが思考エンジンに組み込まれているソフトが
「AI将棋」です。

YSSは、IS将棋(今年から棚瀬将棋)激指Bonanzaと並ぶ
4強の一角で、今年の5月に行われた
第17回世界コンピュータ将棋選手権でも
激指、棚瀬将棋、Bonanzaを押さえて優勝しました。
日々改良されてゆくプログラムですが、
作者山下宏さんのサイトでの報告によると
今年のYSSは、将棋倶楽部24でのレーティングが
2700アマチュア六段相当)を超したそうです。

そのちょっと前、YSS2006思考エンジンを搭載しているのが
「AI将棋 Version 14 for Windows」であるということで
強さは並大抵ではありません。

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前バージョンの「AI将棋 ver13」と対戦させてみた結果は、
「AI将棋 ver14」の64敗。

少し強くなっているような気がします。

AI将棋 ver 14はver13と機能面で
ほとんど変わっていませんから
このレビューを見てもらってもほぼこのまんまです。

「AI将棋 Version 13 for Windows」

しかしバージョンアップする以上改良されたところが
当然あるわけです。

どこが改良されたか。
その部分の画像がこれです。

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CPUがデュアルコアやクアッドコアになりつつある
パソコンスペックに合わせて、
プログラムの並列化が進んでいまして、
YSSそのものが大会には
8コアIntel Xeonプロセッサで参加していますが
商品バージョンもその方向に向かっています。
2コアCPUと4コア(クアッドコア)CPUのための
マルチスレッド設定が可能になった。
これによって局面を読むスピードが早くなります。
私のPCはIntel Core 2 Duo E6600ですが
OCなしの定格クロックで、
初速1秒に35万局面読んでいたところ
2コア設定にすると60万局面になりました。
その後読む局面の数は減ってゆきますが、
CPUにかかる負荷は、ver13で常にほぼ50%前後だったものが
ver14の2コア設定ではほぼ100%の負荷をCPUにかけて
局面検索しているのがわかります。

検索スピードがアップしたことで
極端に強くなるということはありませんが
微妙に強さは変わってきます。
それが前バージョンに対して6勝4敗という結果として
現れたのではないかと思います。

今年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝したことで
再び「世界一」の称号を手に入れたYSS。
その強さを対戦して実感できるのが
AI将棋 Version 14 for Windowsです。


AI将棋 Version 14 for Windows
プラットフォーム:Windows 98/Me/2000/XP/Vista

<将棋ソフトレビュー>
「激指 定跡道場」
「AI将棋 Version 14 for Windows 」
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「ボナンザ2.1コマーシャルエディション」
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「AI将棋 Version 13 for Windows」
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「東大将棋 定跡道場 完結編」
「将棋ワールドチャンピオン 激指5」

(渡野川)

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