渡辺明竜王 - 永世竜王への軌跡


『永世竜王への軌跡』(渡辺明竜王/毎日コミュニケーションズ/¥ 1,890)

7月25日発売とつい先日決まったばかりの未刊本のはずがもう予約受付やってることにびっくりしました。

しかしながら将棋鑑賞が趣味、と公言しているブログである以上書かざるをえないかもしれず。

日本将棋連盟棋士の渡辺明竜王による新刊本です。

将棋をあまりご存じない方に説明しますと、この人は将棋界における
久々の凄い人なんですよ。

プロ将棋のタイトルは、7大タイトルと呼ばれている通り、7つあるんです一応。それ以外にもまあタイトルらしきものはあるんですがその「期」に優勝したらチャンピオンになって、次の年の次の期にはディフェンディングチャンピオンとして、予選、トーナメントと勝ち抜いてきた挑戦者を迎えうつという形式のタイトルは7つ(名人、竜王、棋聖、王位、王座、棋王、王将)なんであって、そのうちの「竜王」というタイトルを獲得防衛しているのが渡辺明さんなわけです。

7つのタイトルには明確に格の上下があって順番があるらしいんですが正確なところはタイトル保持者自身もよくわかってなかったりする。

とりあえず7大タイトルのうち、名人と竜王の二つは、ほかのより少し格が上なのです。
よってこの二つを「メジャータイトル」という呼び方をする場合もある。

そのメジャータイトル竜王を5期連続獲得防衛して、史上初の「永世竜王」という称号を獲得した人なのですよ。竜王というタイトルは1988年に始まった棋戦で、それ以前は「十段戦」だったわけですがその関係もあって歴史が浅いこともあり、この永世称号を持つ人は一人だけなのです。
実は、去年の竜王戦が渡辺明竜王対羽生善治名人で、勝ったほうが永世竜王の称号獲得というタイトル戦だったのですが、渡辺竜王が3連敗の後4連勝してタイトルを防衛するという前例のない勝ち方で永世竜王になったわけです。

普通、羽生さんの手が震えたら対戦相手は負けが確定しているものなんですが、この竜王戦ではそれすら外れた。羽生さんの手が震えた時ですら渡辺竜王は負けなかったんですよ。

多分、ですけど、来期は渡辺さんが順位戦でA級に昇格してくるでしょうから、名人と竜王両方とる可能性もでてくるわけで、非常に熾烈になってくる。

そういう「凄い人」が永世竜王になるまでの自伝的な著作本なんですね。

7月25日発売で、もう予約受け付けてますので将棋好きの方は是非。

(渡野川)


『永世竜王への軌跡』(渡辺明竜王/毎日コミュニケーションズ/¥ 1,890)






第十九期竜王決定七番勝負激闘譜—竜王・渡辺明vs.棋聖・佐藤康光
読売新聞東京本社

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